日本の年金、ネコパンチ(=^・^=)
「在職老齢年金」は、60歳代前半では、賃金と年金額の合計が28万円を上回る場合、65
歳以上では、合計が47万円を超える場合に年金の一部もしくは全額が支給が停止され
る制度。(受け取れないのに年金とは、まやかしの名称だよね)
今後、コレを廃止します。(喜ぶのはまだ早い)
そして、厚生年金が変わる。現在は、企業などで働いている限り、70歳に達するまで
は厚生年金の加入=保険料の支払いが必要。ちなみに、70歳になると、厚生年金適用事
業所で引き続き働いたとしても、厚生年金被保険者資格を失うので、厚生年金保険料は
支払う必要はなくなります。これが【一定以上の賃金収入がある70歳以上の勤め人は、
年金保険料の支払いが義務づけられる。そのかわりに75歳以降に受給額を上乗せしま
す】これにより、フルタイムで働く60代の男性が約14万人増えると目論んでいるらし
い。
まず、在職老齢年金施行の前に2013年4月に改正された「高年齢者雇用安定法」があ
る。それまで一般的だった60歳の定年退職年齢(2025年までに)を65歳まで確保する措
置を企業が導入することが義務付けられた。
簡単に言うと、とにかく年金の財源が足りないから65歳まで働いてもらえばいいや
→まだ、足りないから少し減らすか
→減らしたら働かない人多いな。在職老齢年金廃止しないとダメか
→廃止してもまだまだ保険料足りないな。にんじんぶら下げてなんとか70歳以上も払
ってもらおう。貰う人も少なくなればラッキーな位に考えた小手先の技術、めくらまし
のネコパンチなのだ。
年金って何のためにあるの? 以前の人は原則40年払ってる。最低でも25年。(今は、
10年から) 年金を60歳から貰うと65歳から貰うより3割減るとの事。だから元気
なうちは働きたいけど、働いたとしてももっとフレキシブルに自由に働きたいよね。
逆に年金を支える現役世代は、2017年は2.2人で1人の年金生活者を支えている。
そりゃ、親の面倒もみれないのに2人の他人の面倒をみてるなんておかしな話です。
このまま出生率が増えなければ(可能性は低い)この制度自体破綻しているのだから、
どこかでリセットするべきです。早急に。
まず、自分の年金は自分で貯める制度(イデコはその布石なんだろうな。税金安くなる
し)にすれば、積み立てる筈。もちろん働けない人には社会保障も備える。そうなると今
の年金生活者は、国で面倒見るしかないでしょうね。財源は厳しいけど無駄を削るしか
ない。医療、介護は、削れるでしょう。幼児教育・保育無償化や高校無償化ってその世
代に阿ているよね。認可外保育園に入らなきゃいけない人とか働けない病気の人に必要
であって一般の人に出す余裕はないと思う。それなら、幼児の時ではなく、塾とか大学
生になるために出した方が有意義でしょう。社会保障は、いろんな年代に万遍にあげる
必要はなく、必要不可欠な人に渡すものだからね。
他には、ニート(15歳~39歳)が71万人、高齢ニートが45万人もいる。働かないなら
ボランティアをしてもらうとか何かやらせるべき。親の収入や親の年金からこづかいを
もらっていたら働かないでしょう。高齢の受刑者にも多いらしいが一度出所しても働き
口がなく舞い戻ってくるとか。世間では、労働者が足りないと騒いでいるのに片方では
働きに行くところがないと嘆いている。贅沢の中の末期症状なのだ。だけれど、苦しい
人は働いている。ネットカフェで暮らしていたりする。そんなところにも社会保障費は
必要なのでは。